BOF4概要~主人公の登場がすごい~

「ブレスオブファイアⅣ うつろわざるもの」
Breth of Fire Ⅳ Utsurowazaru Mono


えふかんが1発目でご紹介するソフトはこれです。
 
2000年にPSで発売。アクションゲームで名高いカプコン
が送り出したRPGで、シリーズの4作目。

えふかんは今でもこの作品がずっと心に引っ掛かっているのです。

3年後の2003年にはPCのウィンドウズ版も発売されたそうです。
PC版もあるゲームソフトってなかなかレアなほうですね。

えふかんはPS版しか持ってませんけど。



ではブレス4がどんな内容かまずは簡単なあらすじを「概要」に、ゲームとしての簡単な説明は「特徴」としてまとめてみます。


ブレス4の概要:世界は荒廃・休戦状態

BOF4の世界観のイメージ。少し荒廃。

  • 主人公は基本リュウ(Ryu)。終盤までフォウル(Fou-Lu)というキャラも主人公として操作

  • 世界は泥の海で囲まれており、砂漠も多く少し退廃ぎみ

  • 世界にはうつろわざるものと呼ばれる神がおり、ブレスシリーズ特有の獣人のような人々が暮らす

  • 世界情勢は2大勢力が休戦状態

  • ストーリーは、勢力の重要人物であるエリーナ(Elina)が行方不明になり、妹であるニーナ(Nina)が仲間と捜索するところから始まる

  • そしてスタート直後にニーナは巨大生物?に追われなんやかんやで砂漠で単独行動

  • そこで偶然目の前に主人公リュウが現れます


謎の主人公リュウとニーナ、付き添っていただけの旅路がいつの間にか行方不明のエリーナを探していくことになります。

うつろわざるものとは何者か、エリーナはどこか、数々の謎が明らかにならないまま、
リュウ一行は旅を進めていきます。






特徴:RPGの中でもかなり個性的


ブレスオブファイア4が他のRPGとどう違うか、際立つ特徴を挙げていきます。


1.主人公はリュウとフォウルの2人

2人の主人公を操作していくプレイヤーのイメージ

RPGで主人公が1人ではない作品って少ないですよね。

そういう作品ってストーリーが練りに練ったものが多くえふかんの好みでもあります。
 
能力・性格なども対照的で、メインのリュウはレベル1からスタートしますが、
フォウルはレベル60ぐらいから始まります。

いきなり無双級の強さの主人公を操作するのですから、
RPGによくある成長を楽しむというコンセプトではないことが明白です。
 
とはいえ、リュウはレベル1なので、こちらで育成の楽しさはきちんと用意されているのです。

さらにプレイを進めればわかってくることですが、システム面が非常に奥深く設計されています。

バトルで用意されるルール全般や仲間の成長・伝承師・特能などを理解していくにつれ、このゲームがまるでシミュレーションゲームやTRPGを遊んでいるかのような感覚を抱きます。

このように斬新でゲームルールの思考を強く要求する側面がありながら、ストーリーにも強烈な意志を感じるのです。

誤解を恐れずに言えば、自分の分身を成長させていくプレイヤーをも巻き込んで、あるテーマを投げかけているのだと思います。


「フォウルはイケメンで強キャラだけど、下手するとやられたり。
カプコンはやっぱり硬派。」




2.アジア大陸のエスニック・オリエンタルな世界観



アジアテイストのイメージ

2大勢力の休戦状態が世界の舞台となりますが、一方の勢力がアジア大陸をベースとしています。

アジア風VS洋風といった構図ですね。

ゲーム内では音楽が特に秀逸で雰囲気がかなり出ています。

アジアテイストの曲が流れてくるだけで新鮮な感動を得られるはずです。

特に戦闘曲は自分の場所が大陸のどちらになるかで切り替わるのですが、
これがいっそう没入感を高めプレイをのめりこませてくれます。


「えふかんはザ・キングオブドラゴンズとかブラックドラゴンあたりのイメージ強くて、アジアンテイストにはびっくりだよ。」




3.バトルシステムが独特


ゲームシステム・仕組みの最大の特徴はバトルにおけるスリック・ローテーションでしょう。

これは味方を前衛・後衛に分け、ターン毎にバトルに参加する仲間を決められることです。

これによって各ターンごとの状況に合わせて参加する前衛キャラが決定し、臨機応変に戦術を変えられる楽しみがあります。

また、後衛は敵の攻撃を受けませんが、前衛から回復・補助をうけることができます。

このお陰で色々なやり方が思いつき、全滅を回避しやすくなっています。
このお陰で私は頭が痛くなったり、知恵熱がでたりします。


他にも、後衛にいると魔法や特技(特能と呼ぶ)を使うためのAP(ドラクエのMPにあたる)が少しずつ回復するため(回復した分は戦闘後になくなる)、

攻撃一辺倒になりがちなバトルも派手な技を使って楽しめるように工夫されています。


良い点ばかり書きましたが、悪い点もあり、バトルにこだわると1回1回の戦闘時間がかかるので、先に進むテンポが悪く、育成で手間を感じるかもしれません。

「コンボ・後衛・CP・ラーニング!?、難しすぎてえふかん、目が回る~~
わかれば絶対面白いのにくやし~~」



4.ミニゲームが豊富で手も込んでいる


ゲームの進行上、一度しかできないミニゲームがたくさん散りばめられています。

エンディングを見るためには結果が悪くても構わないのですが、

どれも歯ごたえがあり、いい結果を出したいと思わせるようにできています。

もちろん、何度もできるミニゲームもあります。

シリーズおなじみの釣りは作品中一番楽しめる出来栄えと言えます。


「ミニゲームは適当にこなしてもエンディングはだ~いじょ~ぶ」

やりこむと、廃人になっちゃうよ。ぐへへへ・・・(ゲス顔)



以上、特徴を厳選しましたが、細かいところを挙げるときりがないのでこの辺で。









BOF4の記事の方針~えふかんはどこまでブレスシリーズをやってるの?~



最後に、えふかんのブレスシリーズプレイ状況やら。

ブレスオブファイア4を初めてプレイしたのは01年頃かと。

当時は既にブレス1、2、3はクリア済みでした(5が2005年頃にクリアした気がします)。

一応順調にシリーズを堪能してきたのですが、4作目にして挫折。

仲間が3~4人集まった中盤?で放置してしまいました。

詳しいことまで思い出すことはできませんが、学生時代に段々とゲームプレイの優先順位が下がってきました。

丁度この時期から興味があって買うけど、少しプレイしてそのまんまのソフトが部屋に重なりだします。

ま、大人への段階はまともに進んでますね。

4作目はこれまでのシリーズと比べて、ストーリー・システム・おまけ全てが質・量ともに
スケールアップしているなとは感じていました。

おまけに、新しい試みや非常に凝ったシステムがあちこちあるとも感じました。

でも、要領を得なかった当時のえふかんはこの斬新で複雑なシステムになじめず放置となりました。

コンボって何よ?格闘ゲームのカプコンだからそれは解るけどさ、
技の名称が変わるし、2人目と3人目のつなげ方がとうたらとか。
隠しコンボ?CP?耐性?何それおいしいの?

とにかくバトルだけでも覚えることが多いです。

攻略本や攻略サイトを見ないとわからないことづくめです。
わからなさすぎてダウンするイメージ













ま、レベルを上げて物理で殴ってもクリアできるんですけどね。
(特能を駆使しないといけない局面も少しあります。レベルを上げれば技巧的なことをせずに進めるのは確かです。)






そんな達観が当時のえふかんにできるわけもなく、

こってりとしたミニゲーム、クォータービューのマップの見づらさも重なって

プレイが遠のいてしまったわけです。

「ミニゲームの結果が中途半端でもねぇ、エンディングは変わらんよね。」

「マップ見づらいなぁ、でもこれって見づらい部分を利用した遊びだよなぁ。」
特にこれがオレを攻略本まで買わせてガッツリ遊ばせる意欲を失わせた。

とか、自分を納得させながらプレイはしていたんですよ。

結局、バトル以外でも説明書だけではまずわからないボリュームに圧倒されて現在に至ります。

できれば皆様には攻略本などをお手元に置くことを是非おすすめします。
それでも百科事典のような量があり、読み込むのは大変です。

そこはえふかんが頑張って負担を感じない表現をしてみたいと思います。

現在のえふかんは、ブレスオブファイア4を最近になってようやくクリアしましたが、
ミニゲームやおまけ要素はかなりスルーしているものがあります。

手元にも攻略本、漫画、設定資料集とがっつり揃え、

わからないところや不明点を探すため何度も読み返しました。

そしていろんな所の情報をある程度は既に見てきました。

終盤の情報はさすがに知ると面白くないので見つけてもスルーはしていましたが。




以上の苦い経験をふまえ、
・もう1度プレイしながらスムーズなチャートを作り、気軽に読めること。
・早めに気付くとお得な小ネタやリセットしたくなる局面をフォロー。
この2点を強調して記事を書いてみたいと思います。


では次回の記事まで しゃいなら~🐌


次にあたる概要記事↓
  ⏩BOF4~仲間キャラクターの概要~
  ⏩安心してBOF4を遊ぶために(及びえふかんの意気込みみたいな)

攻略開始の記事↓
  ⏩開始からフォウルの声を楽しんでみた:BOF4の攻略1


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